地域密着型病院であり地域施設・関連施設との連携を深めながら患者様とご家族様のQOLが向上するよう努めています。
来院時は在宅や施設での支援が必要ないか状態変化等を観察し、医師や地域連携室と相談し合い、患者様が安心して生活できるサポート作りを目指しています。
午前診 9:00~12:00(受付時間8:30〜11:30)
午後診15:00~17:30(受付時間14:30〜17:00)
表を左右にスワイプしてご確認ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
午前 | 1診 | 内科 田村 名誉 理事長 |
内科 田村 名誉 理事長 |
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2診 | 呼吸器内科 上嶋 |
呼吸器内科 中西 |
消化器外科 坂口 |
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3診 | 内科 森院長 |
消化器外科 坂口 |
循環器内科 尾﨑 |
内科 瀬藤 |
内科 瀬藤 |
呼吸器内科 神田 |
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5診 | 脳神経内科 伊東 9:30~ |
脳神経内科 高橋 |
脳神経内科 廣西 |
心臓血管外科 西岡 特診 |
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6診 | 外科 西松 9:30~ |
内科 池田 |
呼吸器内科 洪 |
内科 田村渉 理事長 |
内科 池田 |
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7診 | ※皮膚科 9:30〜 稲葉 (1.3.5週) 原 (2.4週) |
整形外科 神埜 (予約のみ) |
整形外科 日赤医師 交替 |
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
午後 | 2診 | 循環器内科 下角 |
呼吸器内科 上嶋 |
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3診 | 呼吸器内科 神田 |
内科 池田 |
内科 森院長 |
呼吸器内科 神田 |
消化器外科 中村 (1.4.5週) 冨永 (2.3週) |
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5診 | 内科 藤野 |
赤は女性医師
稲葉 豊(第1、3、5週)、原(第2、4週)/ 和歌山県立医大
毎週火曜日 受付時間午前9:00~11:30 診察時間午前9:30~
宮本 篤
毎週金曜日 午後5:00-6:30
西岡 孝純 / ベルピアノ病院 顧問
毎月1回土曜日 午前9:00-12:00
宮代英吉、中森幸絵
午前9:00~12:00(受付時間 午前8:30~12:00)
午後15:00~17:30(受付時間 午後14:30~17:00)
伊東 秀文 / 和歌山県立医大 脳神経内科学講座 教授
廣西 昌也 / 和歌山県立医大紀北分院 内科 教授
森 めぐみ / 和歌山県立医大 脳神経内科
髙橋麻衣子 / 和歌山県立医大 脳神経内科 学内助教
樽谷潤子 / 和歌山県立医大 脳神経内科 学内助教
脳神経内科は、精神的な問題からではなく、脳や脊髄、末梢神経、筋肉に病気があり、体を動かしたり、感じたり、考えたりすることが上手にできなくなる病気を扱います。
症状としては、うまく力がはいらない、歩きにくい、ふらつく、しびれる、めまい、頭痛、ひきつけ、ろれつが回りにくい、ものが二重にみえる、ものわすれ、意識障害などたくさんあります。
これらの症状にはさまざまな原因疾患がありますが、内科系診療科は総じて鑑別診断が得意ですので、まずは脳神経内科にご紹介いただき、内科的に治療すべき疾患は脳神経内科で治療し、骨や関節の病気が原因なら整形外科に、手術などが必要なときは脳神経外科に、精神的なものは精神科に紹介させていただきます。眼科疾患や耳鼻科疾患などのこともありますし、神経疾患でなくても一向にかまいませんので、上記の症状で紹介先に迷われる場合は、どうぞご遠慮なく脳神経内科にご紹介ください。
名称については、欧米ではNeurology であり、そのまま訳すと「神経学」ですが、すでに「神経科」が精神科の別称として使用されていたことから、1975 年、当時の厚生省が神経疾患の診療を行う内科系分野として「神経内科」の標榜診療科名を認可しました。しかし、脳神経内科が扱う疾患は脳・神経・筋組織に器質的な病変があり、CT/MRI 、電気生理、生検などによって目に見える病変がある、という意味で脳神経外科と密接な関連があります。
そこで2018 年から、標榜科名を従来の「神経内科」から「脳神経内科」に変更することが決定されました。これは「脳神経外科」のカウンターパートとしての位置づけを明確にし、実践している診療内容をよりよく一般の方々にご理解いただくためのもので、厚労省にも変更を許可されました。現在、環境が整った施設から順次変更作業を進めているところですが、過渡期においては脳神経内科、脳内、神経内科、神内などの呼称が混在することになります。
しばらくの間ご容赦いただければ幸いです。
出典:伊東秀文『和歌山県医報第770 号あとがき』70 ページ和歌山県医師会2019.210 発行
神埜聖治 / 毎週木曜日午前(予約のみ)
小椋隆宏 / 毎週土曜日午前(交替)
田中慶尚、伊藤貴之、畑田良輔
中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証に係る特別調査(平成29年度調査)
ニコチン依存症管理料による禁煙治療の効果等に関する調査報告書より作図
なかなかタバコをやめられないのは、ニコチンの持つ依存性が大きく関与しています。ニコチン依存症は、治療が必要な病気ですから、病院で医師と一緒に禁煙を進めるのが成功の近道です。
病院で行われている禁煙治療のプログラム(計5回)を終了した人のうち、約80%は、治療完了時に少なくとも4週間は禁煙を続けられていました。タバコをやめようという強い意志は必要ですが、医師や薬を上手に使って、確実に禁煙を進めていきませんか?
禁煙を成功させたいという人に対し、医師が禁煙指導を行っているのが「禁煙外来」です。禁煙外来では、ニコチン依存症の有無を調べて、ニコチンを含まない薬を服用するとともに、タバコが吸いたくなったときの対処法など、1人ひとりの状況に合わせたアドバイスを受けることができます。
また、一定の要件を満たせば、禁煙治療に健康保険等が適用され、医療費の自己負担も軽くなります。
せっかく禁煙しようと思ったのですから、成功率が高い禁煙外来を利用してみませんか?
禁煙したくてもなかなかできなかった方、これから禁煙してみようと思っていらっしゃる方、当院がサポート致しますので、お気軽にお問い合わせください。
こんな症状ありませんか?
これらの症状は認知症特有のものではありませんが、認知症の初期に見られます。早期に発見し、治療に結びつけましょう。お電話にてお問い合わせください。
認知症とは、もともと正常であった記憶や判断力などの知能(認知機能)が何らかの原因によって徐々に低下し、日常生活や社会生活に支障がでてきた状態をいいます。認知機能が低下するので「認知症」といいます。
認知機能が低下すればどのような症状がでるのでしょうか?
認知症の症状は、記憶の障害、すなわち「もの忘れ」が中心になり、多くの場合で早期から起こります。さらに、今日の日付や自分の居場所、知り合いが誰かわからないなどといった自分のまわりの状況がわからなくなる見当識障害もあります。
このような認知機能低下以外にも、精神症状や行動の障害も徐々にでてきます。たとえば不安、抑うつ、興奮、徘徊などの症状がそれであり、これらは介護をするうえで問題となります。
認知症を引き起こす病気を大きく分けると、脳の神経細胞がゆっくりと死んでゆく「神経変性疾患」、脳の血管の病気が原因である「脳血管性認知症」、「その他の原因」の3つに分類されます。
神経変性疾患による認知症の中では、アルツハイマー型認知症がその代表疾患で最も多い疾患です。2番目に多いのが「脳血管性認知症」で、脳こうそくや脳出血が原因です。「その他の原因」の中には、適切な治療で認知症が治る可能性のある精神疾患や脳外科疾患あるいは内科疾患も含まれているため、それらを見逃さないようにすることが非常に重要です。
私たち人間は、1日におおよそ8時間眠るサイクルで生活しています。つまり人生の約1/3は眠っていることになります。
睡眠は昼間の活動で疲れた体と脳を休息させるための、とても重要な時間帯。睡眠がじゅうぶんにとれない状態が続くと、「眠い」「疲れた」というだけでなく、さまざまな悪影響を及ぼすようになります。
とくに睡眠中に呼吸が止まるような事態が繰り返されると、体に取り込まれる酸素の量が少なくなってさまざまな臓器に障害をもたらす上に、日中に眠くなり活動が低下するなど、社会生活にも影響を及ぼすようになります。
また肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症など、いわゆる生活習慣病を合併するケースが多いといわれています。
私たちの睡眠を妨げる要因のひとつとして最近注目されている病気に、睡眠時無呼吸症候群があります。文字どおり、眠っているときに無呼吸状態になる病気で、SAS (Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれています。
無呼吸状態とは、呼吸が10秒以上止まっていることを指し、この状態が7時間に30回以上、あるいは1時間あたり5回以上あると睡眠時無呼吸症候群(SAS)となります。
2003年2月に山陽新幹線で起こった列車緊急停止事故をご記憶の方も多いでしょう。乗客を乗せた新幹線が、運転士が眠ったまま時速270kmで走りつづけたのです。原因が睡眠時無呼吸症候群(SAS)による居眠りと分かり、社会に大きな衝撃を与えたのでした。
これは、タクシーやトラックの運転手、飛行機や船の操縦士などあらゆる交通機関にかかわってくる問題です。また、仕事での大事な会議中や学校での授業中など、大事な時間であっても強い眠気に襲われたり、居眠りをしてしまったり、仕事や勉強への意欲が低下して、周囲からは「なまけもの」「だらしない人間」としてとらわれがちです。睡眠時無呼吸症候群(SAS)はまさに、社会的な問題となる病気なのです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症するおもな原因にはつぎのようなものがあります。
SASは太った人に多い病気と思われがちですが、日本人など東アジア系の人間ではやせていてもアゴが小さいなどの顔の特徴から、SASにかかる人が多くみられます。太っていないからと関係ないと判断するのは禁物です。
さらに狭心症などの虚血性心疾患や心不全、肺の病気などにかかっていると、SASを悪化させるといわれています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、つぎのような治療を行います。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が軽症の場合は、減量や生活習慣だけで症状が改善することもあります。しかしある程度症状が進んでしまった患者さんは、ひどい眠気のために気力が低下し、減量や生活習慣改善にもなかなか前向きにとりくむことができません。
こうした患者さんには、CPAPと呼ばれる装置を使った治療が適しています。
スクリーニング検査でAHI40以上、または確定診断でAHI20以上で保険診療でのCPAP治療が適用となります。CPAPとは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法です。Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとってCPAP(シーパップ)と呼ばれ、いまや睡眠時無呼吸症候群(SAS)のもっとも重要な治療法となっています。
健康な人であれば、息を吸うと横隔膜が収縮して胸腔がひろがり、胸腔の中が陰圧になります。この陰圧によって空気が鼻の穴からのどを通り、気管から肺に流れこみます。しかし睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんはこの陰圧によって、のどのやわらかい組織が内側にひきこまれ、気道が狭くなってしまうのです。狭くなった気道を空気が通ると、まわりの組織が振動します。これがいびきです。完全に狭くなってしまうと、無呼吸となってしまいます。
CPAPを使うとその風圧により、のどの中にスペースが確保され、やわらかい組織を強制的に押し開きます。すると患者さんは鼻でスムースに呼吸をすることが出来るようになるのです。
CPAP(持続式陽圧呼吸療法)を使うと、ほとんどの患者さんが使ったその日からいびきをかかなくなり、朝もすっきり、昼間の眠気も軽くなり、消えることもあります。重症の睡眠時無呼吸の患者さんでは、CPAPを使わなかった患者さんより長生きをすることも分かっています。
1.Marin(Lancet2005)
2.He J,et al:Chest,94:9-14,1988
CPAP療法は根治療法ではありません。
CPAP療法は、毎日使用することによって効果を維持することができます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)はCPAP使用中のみ改善されていますが、使用しないときは元の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の状態です。
当院のX線テレビ装置で腰椎および大腿骨近位部を約10秒間スキャンするだけで信頼性の高い最新のDXA法を用いた骨密度測定を受けていただけます。
骨粗鬆症の早期発見に有用な骨密度測定にてご自身の健康状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?
骨の強度が低下してもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
骨の強度が低下する主な要因として女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏・加齢・運動不足などの生活習慣の3つが考えられます。
二重エネルギーX線吸収測定法とも呼ばれ、透過度の違うエネルギーの低い2種類のX線を照射し、その透過率の差を用いて骨量を測定する方法で骨密度測定の標準方法として重視されています。
骨粗鬆財団や関連学会が推奨する腰の骨(腰椎)・脚の付け根(大腿骨近位部)を測定することで精度の高い骨密度測定ができます。
精度が高いだけでなく、検査時間(5分程度)も短いので、X線の被爆量(胸部X線写真の1/4程度)も少ないという長所があります。
「骨密度」は骨の強さを判定するための代表的な指標です。
骨密度測定では骨の中にカルシウムなどのミネラル成分がどの程度あるかを測定します。骨密度は若年成人比と同年代比の骨密度平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。
結果①
結果②
結果③
〒640-8413
和歌山県和歌山市島橋東ノ丁1-11
電話:073-455-1015(代表)
FAX:073-453-2359
午前:9:00~12:00
午後:15:00~17:30
土曜日の診療は午前のみ
土曜午後、日曜、祝日、年末年始
(12月30日~1月3日)
病院正面玄関前のゲート式駐車場をご利用ください。皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。