診療案内
人工透析(血液浄化センター)
透析室
当院では保存期から透析導入・維持透析まで、医師・看護師・臨床工学技士が協力し、患者さまが安心・安全・快適に治療を受けられるように環境を整え援助しています。
透析低血圧や合併症予防を目的としたオンライン血液透析濾過(OHDF)を行うため、臨床工学技士により透析液は厳密に管理され、毎月透析液中エンドトキシン濃度測定と細菌培養を行い透析液を清浄に保っています。
各種吸着療法、血漿交換などの治療も可能です。
シャント造設・シャントPTA(経皮的血管拡張術)等シャント管理も行っています。
脳血管障害による後遺症や骨折後などのリハビリテーションが必要な患者様の入院透析にも対応しています。
スタッフ数
医師5名(常勤2名、非常勤3名)
臨床工学技士4名
看護師5名
透析時間
月水金 8時~22時 年末年始(12月30日~1月3日まで)は18時まで
火木土 8時~17時
ベッド数
25床
個人用 8床
多人数用 20床(オンラインHDF 3床)
食事
食事を希望される方は1食500円で提供しています。
1か月単位での事前予約が必要です。
臨時透析
出張や帰省の際の臨時透析を受け付けています。
事前に電話予約してください。
満床の場合はお断りすることもあります。


災害に備えて(患者さん用)のご案内
災害対策マニュアル
透析スタッフより、緊急時に備えて日ごろより心がけてほしいことをまとめておきましたので、緊急時にお役に立てれば幸いかと存じます。又このページをプリントアウトして皆さん大切に保管しておいてください。
- 病院の電話番号を覚えておき、災害発生時には必ず病院に連絡してください。073-455-1015
- 診察券、透析手帳(特に患者カード)、薬剤情報シートを常時携帯してください。住所、電話番号に変更があれば速やかにスタッフに申し出てください。紛失した場合も、速やかに申し出てください再発行します。
- 透析手帳の記録、条件(ダイアライザー、基礎体重など)使用している薬剤(シート参照)糖尿病の方はインスリンの名前、使用量などできる限り覚えておきましょう。
- 河西田村病院で透析不可能な場合、透析可能な病院を紹介します。日ごろより整理して、電話番号、移動経路など覚えておきましょう。
透析中に災害が発生した場合の対処方法について
- 災害発生時はパニックが予想されます、自分勝手な行動はしないようにしてください。慌てずスタッフの指示に従って行動してください。
- 避難については、緊急度によって違います。スタッフの指示に従って行動してください。
- 比較的余裕のある場合は、通常の回収を行います。
- 直ちに避難を要する場合は、血液回路(血液の通っているチューブ)から離脱します。
- 地震の際、落下物から身を守るため毛布をかぶってください。必要であればベッド下に避難することも。また地震で揺れが激しい時は,穿刺針が抜けないよう血液回路をしっかり握ってください。
- 火災が発生したら出来るだけ身をかがめ、口、鼻にタオル類をあてスタッフの指示に従い避難して下さい。
- 避難時にエレベーターが動いても停電、故障で止まることがあるので必ず階段を使ってください。夜間の避難時は非常口の非常灯が点滅しますので、慌てずスタッフの指示に従い避難して下さい。
透析室以外で災害に襲われたら
- まず透析室に連絡を入れましょう。可能な限りの方法で連絡を取り「自分の状況」を報告してください。この時透析施設の状況も説明します。災害時は一般家庭の電話は通じにくくなります。公衆電話は比較的かかりやすいと思います。災害時は下記の災害用伝言ダイヤルの使用をお勧めします。
災害用伝言ダイヤル・伝言の再生方法
- 171にダイヤルする ガイダンスが流れます
- 再生の場合はダイヤル2 ガイダンスが流れます
- 病院の電話番号073-455-1015
電話番号は市外局番からダイヤルしてください。
- カリウムと水分の取りすぎに注意しましょう。食事と水分を上手に管理すれば,数日間は日常生活を続けることが出来ます。
- 薬をきちんと飲みましょう。薬には1度でも飲まなければ身体に影響が出るものがあります。日ごろより薬の内容を把握して,透析手帳などと一緒にいつでも持ち出せるよう整理しておきましょう。